ハイブリッド車開発におけるトヨタとホンダの比較

現在、原油高の影響もあり、ハイブリッド車の需要が高まっています。自動車メーカーにとってハイブリッド車の開発は重要な課題となっています。


世界的な自動車メーカー、トヨタは1997年に世界で始めてのハイブリッド車プリウスの量産販売を行い、世界的に高い評価を得ました。

その後はエスティマ、アルファードなどのミニバン、ハリアーなどのSUVなどにハイブリッドシステムを搭載し、販売車種と台数を増やしています。


またより高い燃費と性能を可能にするTHSⅡをはじめ、新しいハイブリッドシステムを次々に開発してきました。

現在は高圧水素のハイブリッド車や、家庭で充電できるプラグインハイブリッド車の開発などに力を入れています。


トヨタに続いてハイブリッド車の販売を始めたのはホンダでした。

最初に販売したハイブリッド車はインサイトで、その後はシビック、アコードを販売し、2005年には10万台を達成しています。

ホンダはIMAシステムの高効率化による燃費や性能を向上や、燃料電池の開発を行い、2003年には高性能を持つ燃料電池システム、「honda FC STACK」を発表しています。


近年は小型ハイブリッド車の開発に力を入れ、中型以上の車はディーゼルで環境へ対応していく姿勢をとっています。


トヨタとホンダを比較すると、これまでのシステムや今後の開発路線が全く異なっています。


ハイブリッド車の販売においてはトヨタが圧倒的に優位ですが、両社とも世界的に優れた技術が評価されています。


今後日本を代表する自動車メーカーとしてさらに競い合い、優れた技術が生まれることが期待されます。

これまでの経緯を総合して見ると、次のようなことが言えるでしょう

モーターをメインにしてハイブリッド車を作っているトヨタのハイブリッドカーは、都会等の渋滞に巻き込まれたりした時に本領が発揮し、かなり燃費が良くなります。

しかし、欠点として、モーターをメインとしたハイブリット技術なので、モーターが稼動しない高速走行時はそれほど燃費が良くありません。


また、トヨタはハイブリッド技術の特許を押さえていますので、独自のハイブリッドを開発せざるを得なくなったホンダは、燃費の非常に良いエンジンを開発しました。

燃費を良くするために低回転域のトルクを補うために電池モーターを使用しています。
エンジン技術をメインにハイブリッドカーを作りました。

その結果、常にエンジンが動いているので、都会の渋滞に巻き込まれた時はそれほど燃費は良くありません。(22~23km/Lぐらいまで落ち込みます。)


しかし、高速走行時は燃費の良いエンジンが本領を発揮するので、燃費がどんどんと伸びます。(先日、東京から北陸に旅行したときは、42km/Lを超えました。)


これらを見てみると、ホンダのエンジンを使って、トヨタのハイブリッドシステムを採用すればかなりの高性能ハイブリッド車が作れると思うのですが・・・・・・・・

ハイブリッドカーを検討しているのなら、今住んでいる所の道路や住まい環境を考慮して選択するのが良いでしょう。

田舎でトヨタのハイブリッドカーに乗ってもそれほど燃費は良くないでしょう

また、都会でホンダのハイブリッドカーに乗ってもそれほど燃費は良くないでしょう。

この辺が、ハイブリッドカーを購入検討している方への材料となるのでないでしょうか

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